徒然日記(2023年4月)

昨年4月に、シェア会をオープンにして丸1年が経ち、オープンにしてから今月で13回目の開催となりました.この会の名前?は、Evidence-based practice(EBP) & Knowledge translation (KT)のシェア会!とうたっていますが、今回はそのKnowledge translationの理論と研究の実例を共有頂きました.


今回は、理学療法士、作業療法士、看護師と様々なバックグラウンドの方の参加があったこともあり、healthcare professionalsという共通の部分と自分の専門分野と、思考を行き来させながら、また、それぞれに研究にも取り組んでいるメンバーということもあり、KTの隣接領域の概念との相違点などもいろいろと考えながら、KTの理解を深めました.私も、自分がまだまだ見えていなかったピースが埋まっていく時間でした.


ヘルスケア領域を実践科学として捉えて、EBP、KT、あるいはimplementation science(IS) の共通言語をもつことで、臨床と研究それぞれの立場からよりよいケアのあり方を模索し、言語化していく過程を共有しやすくなるのだと思います.これらの考え方がちょっと気になる!気になってきた!!でも、周りに話せる人がいないかも?そんなときは、ぜひ当シェア会にも覗きにきてください.


当会は、会としては6年目に入りました.新しくご参加くださる方にとっても、これまで参加頂いたことがある方にも、今年も「EBP研究に関心がある人たちが、いつでもふらっと立ち寄れる場」でありたいと思います.そんな場を一緒に作りたい!という方も、もちろん大歓迎です.どうぞお気軽に遊びにお越しください!


(文責:友滝 愛)

Community for bridging knowledge and practice

Evidence-based practice(EBP) 、knowledge translation (KT)、Implementation Science(IS)等、知と実践の橋渡しに関心のある人が、ふらっと立ち寄れる場です